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はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

星に願いを

 当初このブログをつくった時は、説明にも書いてある通り「エロゲや漫画などについて、だらだらと書いていく」つもりだったのですが、最近はてんでエロゲや漫画の感想を文章にしてねえじゃねーか! ということで、今回は漫画のお話です。

 

 私はまんがタイムきららや、ぱれっと系の4コマ、いわゆる可愛い女の子達がきらきらした日常を送っている漫画が好きで、Twitterなどで誰かが「面白い!」とか「ぎゃー!」とか「しにたい……」とか言ってるのを見ては、それにつられて購入し、一緒に爆発(ひどい表現である)したりしていました。『少女公団アパートメント』や『ぱわーおぶすまいる。』、『ご注文はうさぎですか?』に出会えたのも、素晴らしい先達がいたからだと思います(『ご注文はうさぎですか?』については、その後アニメ化されたこともあり有名にはなりましたが)。

 しかし最近はTwitterを見ることも少なくなり、4コマについても新刊コーナーで目についたものをいくつか購入するくらいになっていました。その中でも、『new game!』や『きぐるめくるみ!』といった惹きこまれる作品はあったのですが、なにぶんまだ1巻しか出ていないこともあり、ボリュームが足りません。

 だれでもいい、私の4コマ欲を満たしてくれ……。

 

 

 ということで、例によって友人のおすすめやネットの力を借りることに。いくつかの4コマとのお見合いが開催されました。どの本も魅力的で、語りたいことはあるのですが、そんな中で今回ぜひとも紹介したいのがこちら。

 ぱれっとで絶賛連載中の『スターマイン』です。

 

 

 “どこにでもいる普通の高校生男子・陸田行成。夜空に光る流星群に「彼女が欲しい!超欲しい!!」と願いをかけるとたちまち恋人候補の女の子がやってきた!やったー!……が、その数なんと9人!(+お目付け役の女性が1人)恋も愛も友情もネタもオチも全部ひっくるめた行成と彼女たちとの星春が今、始まる。『ふぃっとねす』でおなじみの俊英・ストロマが放つ大人気21世紀型ハーレム4コマ!”

 

 

 はい、公式の説明文をまるまる引っ張ってきたわけですが、まさにこの通りです。すげえな説明文!

 あとオンラインで1話2話が見れるようなので一応貼っておきますね。(http://online.ichijinsha.co.jp/palette/comic/starmine

 

 

 いやー、なんだかんだで好きなんですよ、ハーレム。このスターマインは説明にもある通り、とある高校生男子の家に突如9人+1人の女の子が押し掛けてくるというトンデモ設定なのですが、それゆえにパワフル。物語の性質上、ヒロインごとにいわゆる主役回が存在するのですが、主役以外のヒロインも負けじと輝いています。かといって、主人公を争って彼女たちが険悪な関係になることは無く、見ていてジタバタしたくなるようなラブコメを展開していきます。それぞれ非常に個性的な彼女たちですが、アピール手段も千差万別! 「うおー、ぐあー!」と、布団で寝ころびながら奇声を上げること必至です!

 

 いきなり天地がひっくり返ったような日々を過ごすことになった主人公の行成ですが、そんな彼にもこれまでの学生生活を共に過ごしていた友達がいます。オンラインで1話を見ていただいた方はご存知ですが、向かいの家に住んでいる小原君。他にもあと2人ほどいるのですが、彼らとの距離感が素晴らしい。

 小原は行成と小学校からの付き合いで、いわゆる幼なじみ。他の2人も、それぞれ出会いの時期は違いますが、共に過ごしてきた時間を感じさせる演出には、思わずホロリとしてしまいます。

 ネタバレになってしまうのであまり多くは語れませんが、人には当然ながら、いい部分もわるい部分もあって、日々を共に過ごすということはそういう部分に触れる機会もあるということで……けれどそれでも、彼らは今も、一緒にいる。選んでいる。大なり小なり、そういう選択の積み重ねがあって、それが、なんていうのか、ひとつの空間になっているんです。

 パワフルな9人のラッキースターの登場によって出番を奪われがちな彼らですが、時折見られるそうした空間が、この漫画の最高の隠し味になっているのでしょう。

 

  共に過ごした時間、選択の積み重ねという事に関しては、流れ星の9人にはそういったものがありません。なので、行成にとっては『どうして自分の事を好いてくれるのか』疑問に思ってしまうこともある。自分が願ったから、好きでもない男の願いを叶えるために、と考えてしまう。

 けれど、『行成の元に留まっている』事、それが彼女たちの最初の選択だったんです。だから今度は、行成が彼女たちの選択をどう受け止めるのか。手の届くところに降ってきた、どの星に手を伸ばすのか。個人的には、もっと欲張ったって、いいような気がします。

  

 さてさて、そんなこんなで今後がさらに楽しみな『スターマイン』。既刊は5巻、オススメです!

 

 

 最後に、『二丁目路地裏探偵奇譚』は大変面白かったけど、『トリコロ』の新刊を待ち続ける人間を一人増やした我が友人は、絶対に許さない……。