はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

近況報告です。

 仕事が立て込んでいたことと、てんちょさんがブログを畳んだことによる寂しさで、ここ最近はブログを更新する意欲がありませんでした。まったくあの方は、定期的にブログ消すんだから! まあ、きっと、いつものように戻ってきてくれるでしょう。
 
〇エロゲのこと。
 景の海のアペイリアをクリアしてしまったので、プレイするゲームを探していたところ、DMMのダウンロード販売にて『あの晴れわたる空より高く』が半額──7月12日まで、現在は通常の値段です──になっているのを発見。アペイリアと同じライターならまず間違いないだろうという信頼もあったので購入いたしました。今は黎明さんのルートに入ったところくらいまで進めたのですが、やはり間違いなかったです。面白い! 
 エロゲって、その性質上、別に“読者を飽きさせないために物語を前へ前へと展開”しなくてもいいわけです。極端な話、可愛い妹が出てきて「……おにーちゃん、ばかなの?」とか「ほんっと、おにーちゃんはわたしがいないと何にもできないんだから」とか、べたべた世話焼かれる展開がひたすら続いたとしても、それはそれで成り立つし、かなり興味をひかれるじゃないですか。そして俺も、どちらかというと、あまりメリハリのあるエロゲをプレイしてこなかった経緯がありまして。そういった、キャラクターの力で惹き込みにくるタイプのお話に頭が馴染んでいるのです。しかし、アペイリアの時にも書いたのですが、この作者はグイグイと物語の展開をつかって読者を惹き込みにくるタイプのようで、読んでいて『あれ? これエロゲだったよな?』みたいな新鮮な気持ちになってます。……これはもちろん、『本作のキャラに魅力がない』と言っているわけではなく。なんなら黎明夏帆という女の子には、正直、恋をしているくらいの感情を持っています。普段あんまり感情を表に出さない彼女が、とある場面で、すごく自然な笑顔を見せるのですが、その瞬間に俺と乙矢──本作の主人公です──は、いっしょに見惚れてしまっていました。いやー、オープニング映像を見た時から夏帆の笑顔には惹かれていたのですが、やっぱり本編で見ると段違いですね。見ている側を幸せにする笑顔は、なによりも強いものです。
 
ラノベのこと。
 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』、ようやく読みました。やられた……。これは上述したエロゲに話とはまったく逆で、「商業ラノベでこんなに起伏の少ない物語出してもいいの!?」ってくらい、緩やかな進行を見せるお話でした。『家は隣同士だけど特に話したこともない同級生』から徐々に変わっていく関係性というものを、懇切丁寧に描写されていました。まあ、それがこの作品の最大のコンセプトなのですが、それを中高生男子をターゲットとしたラノベで出版するという心意気がすごい。2巻以降もこのスピードで物語を展開させて、周と真昼の距離をつめていくのであれば、ラノベ業界の新たな風になるような気がします。
 
〇ゲームのこと。
 オーガストがDMMと連携して提供している『あいりすミスティリア!』というゲームをはじめてみました。ラディス好きー。夜にログインするとホーム画面で心配してくれるのが、仕事に疲れた体に染みるのです……。