はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

星メモ日記6

 明日歩と通う補習授業が始まった。
「あたしはね、結局、星を見上げられるんだったらそれでいいのかもしれない」
 おい、この子ほんとに勝手なこと言い出したよ!
 そりゃ自分の大切な想い出の中の洋は、頭でっかちで友達がいないような子供だったのに、久しぶりに再会したと思ったら他の女の子のために一生懸命駆け回るようなカッコいい男になってたから、「誰かにとられちゃうかもしれない!」って焦る気持ちと、「自分のためにもこんなに頑張ってくれるのかな?」とか期待してしまう気持ちが合わさって、わちゃわちゃになってしまうのかもしれないけどさ。
 そんな気持ちを言い繕った台詞が、
「あたしとふたりじゃ、嫌なのかなって……」
 というものだったのだと思う。
 しかし、ほんと見ていてびっくりするくらいグイグイ攻めてくるなぁ! 
 きっと内面はすごく不安定になってるはずで、つまり明日歩可愛い。
 
 巫女! 巫女が出たぞぉぉ! この巫女、水ぶっかけてくる時にすごい楽しそうな顔するなぁ。子供っぽさが感じられていい! あと真面目だけれど気だるげな感じなのも逆にいい! 萌える!
 昼は姫榊家族、夕方は南星家族、家に帰ってからは蒼姉妹と小河坂ファミリー、夜はそのままメアも合わせて星見。賑やかであたたかくてしあわせな……本当に幸せな一日。
 今日はあまり読み進める時間がとれなかったけれど、それでもこの幸せな一日を見ることが出来てよかった。