はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

にっき

<かいもの>
 Amazonで色々ポチるの巻。ものべのhappy endとか、PS4版まいてつに付属してるLoseのサントラは昨日届きまして、Ducaの15周年ベストアルバムは発売日がまだなので来週に届くみたい。『観覧車〜あの日と、昨日と今日と明日と〜』の音源は持っていなかったので、すごい楽しみ。本当はLoseさんちの「こころたびーLose PIANO Selectionー」も買いたかったのですが、2万円近くのとんでも価格だったので断念。再販とかしませんかねぇ……。

 

<漫画>
 『政宗くんのリベンジ』を全巻まとめ買い、読み終わりました。というのも、作画担当の人が昔書いてた『こもりクインテット!』って漫画──杉井光が原作担当で、さよならピアノソナタと同じ舞台で描かれるカルテット+ドラムスの物語──が好きでして、この漫画も気になっていたんです。
 幼少期に肥満体型でいじめられていた政宗くん。当時そんな自分をこっぴどく振ったお嬢様に復讐するため、ダイエットしてイケメンになった姿で彼女に近づく! っといった導入からスタート。結構ヘビーな設定だと思いましたが、その後の展開はすごいソフトでしたね。よくあるキャッチーなラブコメに、小さじ一杯くらいのシリアス設定で味付けしました、といった具合。一気読みするくらい面白かったのですが、この手のラブコメはどうしたって、とらドラという化け物と比較される運命にあるんですよね。あれってラブコメの皮を被った何かであって、ラブコメではないんでしょうけど、それでも構造がラブコメじゃないですか……あれ、ラブコメって何だ? そう、ですから、あれと比較されて耐えられる物語って稀有なもので、この漫画はそこまではいかなかった印象でした。

 

<まいてつ>
 故障していたデスクトップPCを新調したので、そちらにもインストール。日々姫ルートに進むために共通部分を進めているのですが、何度読んでも面白い。

ハチロク「未熟であれば、熟成させれば良いだけのこと」
双鉄「!」
ハチロク「双鉄様が、教えてくださったことですよ?」
双鉄「ああ──そうだな。そうだった」
(中略)
双鉄「よし、行くぞハチロク。仕切り直しだ」
ハチロク「はい。お供します、双鉄様」

 こんなやり取りを共通部分で自然に入れることが出来る技術、脱帽します。この会話ひとつで、双鉄とハチロクの関係性が、二人の間に存在する空気が、共に前に進む姿が、十分すぎるほどに伝わってきます。主従という形式をとってはいるけれども、互いを尊重し、支え、歩いていく。この二人の場合、それがまたすごく絵になるんですよね……。ああ、誤解が無いように書いておきますと、俺がハチロクルートを読了していて再度共通部分を読んでいるからこのシーンが映えている、というわけではないのです。初読の時から、いやむしろ初読のときの方が、この感動は大きかったように思うのです。
 双鉄の「仕切り直しだ」の声色がまた素晴らしくて、凛とした中にも、ハチロクへ向けた感謝と笑顔が感じ取れる。好きなシーンのひとつです。

 

 明日は多めに時間がとれそうなので、ようやっと日々姫ルートを進めることにします。右田日々姫という女の子は、子供のころから優秀な姉や兄と共に過ごしてきたので、おそらくかなりのコンプレックスを持っていたはず。それは、『絵』という姉兄にはない武器を持つことや、宝生稀咲の存在で一定の収まりをみせていると思うのですが……。未だに日々姫が他人に評価されることを苦手とするのは、きっと自分に自信がないから。評価されるということは、他人と比較されるということだから。そうしたフックの存在から、はたして日々姫ルートはどういう展開になるのか。ほんとうに楽しみです。