はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

ラブピカルポッピー涼花ルート終わりました。

 タイトルのとおり、読み終わりました。

 お通夜みたいなテンションですが、まあ仕方がない。

 共通ルートがあんなにも楽しかったのに、どうして個別になった途端にこうも精彩を欠くんだろうか。寮母をやめるというルート設定上、登場キャラが減ってイベントを起こしづらいのはわかるけど、もっといい感じに出来たのではないかと、残念な気持ちでいっぱいになってしまった。

 それまでしっかり者で『一人でも大丈夫なところをお兄ちゃんに見せないと』と思っていた涼花が、一転してお兄ちゃんダダ甘えのポンコツ妹になってしまうというのは、とてもいいと思うんですよ。それを突き抜けさせずに、中途半端に優等生キャラを残してしまい、どっちつかずな展開に拍車をかけてしまったような気がする。

 まあ文句ばっかり書いてても意味がないので、そこまで引っ張らないけれど。

 共通ルートで終わっておけば幸せだった……。

 

 傷心のまま、何か面白そうなゲームがないか探していたら『星空鉄道とシロの旅』ってタイトルがあって、なんか見た記憶があったので購入。次はこのゲームを進めていこう。

魔法少女見習いと一緒に作業するゲーム買いました。

 『Memory of Memorie : A Chill Story』っていう作業集中用のゲームを買いました。

 ポモドーロタイマーがついてて、魔法使い見習いのメモリィちゃんと一緒に集中して作業をすると、集中時間に応じて経験値が入ってメモリィちゃんとのストーリーが進行する……って感じです。

 公式サイトはここ。

 Memory of Memorie : A Chill Story 公式サイト - BeXide Inc.

 発売前に、ネット記事で紹介されてて気になってたんすよね。ポモドーロタイマーはこれまでyoutubeで適当な風景と環境音のやつを使ってたのですがどうにもマンネリで。メモリィちゃんとの会話をはじめ、ストーリーを進めると調度品や画面の角度を変更したり、時間帯や天候も追加できるようになっていきます。作業中に話しかけて、窘められる──とかも出来て、いい感じですね。

 Switch2だと本体にスタンドがついてて自立しますし上部からも充電できるので、パソコンの横などに置いて作業のお供にするのが便利っす。まあ、スチーム版だったらモニター内で完結するんですが……。

 今のところレベル18まで進めて、ストーリー(という名の、基本的には雑談)も結構進んだのかな? ゆるっと、メモリィちゃんの近況を聞くのが楽しいですね。これ、実績を解除するとバッジがもらえるシステムなんですが、条件を見てるとレベル50くらいでメインストーリーが終わるような気がして……なんか大きなストーリーもありそうな気配ですが、私的にはこのまま緩い日常を長く続けてもらえると嬉しいな。もしくは、最近のゲームしかり、アップデートでミニストーリーを追加していってもらえるとすごく助かる。

 

 というわけで、作業の楽しみが増えるので結構オススメです。ラブピカルポッピーを進めるのが少し遅れてしまっているくらいには使ってるんで。

 あ、涼花ルートに入ったんすけど、なんか同棲することになりまして。恋仲になるとは言ってないんですよ。当然キスもしてないし、する雰囲気でもない。けれど、当人たちや周りの空気的には、一生を共にする、って感じで。これはあのパターンですかね、『兄妹という関係を保ちつつ、ずっと一緒にいる』っていう。とりあえず二人で哲也の暮らすアパートに向かって、到着した──あたりまでで止まってます。なんだか読み進めるのに勇気がいる。まあ作風的にそこまで重たくはならないでしょうけど──ならないと思いたい。

ラブピカルポッピー続き3

 いや、このゲームすごいですね。物語のおそらく中盤で出てくる選択肢、それが主人公の人生の選択そのものになってる。んで、その2つのどちらかを選ぶ事で生活が大きく変わって、それぞれに合うヒロインの個別に進める......という感じです。これは面白い。

 んで、当然涼花の方に進んだのですが、やっぱりすごく好きですね、この兄妹。久しぶりにクリティカルヒットくらった気がする。
 重大な選択肢の直前、涼花に呼び出されるんすよ。大事な話があるって。そこで言われるんです。私はもう一人でも大丈夫だ、って。これからは自分のために未来を選んで欲しい。それを家族として尊重して喜ぶことができる妹になるから、って。
 あぁーーーーっ!
 もうね、なんだろうね、この妹は。こんなこと言われたら泣いちゃうだろ普通に。良く泣かなかったよ、哲也は。そうだよな、兄としてそこは笑顔で受けないとな! ホント流石だよ。かっこいい。
 自分がどうしたいのか、ということすら分かっていなかった──いや、分かることが許されなかった──兄に対する、卒業宣言。それは、庇護される妹を卒業して、お互いを支え合える家族としての妹になる決意表明で。夜の屋上、誰もいない星空の下。二人だけの儀式は静かに、けれど笑顔で幕を閉じるわけです。美しすぎません?


 話は飛びますけど、俺は『さくらむすび』の頃から、苦しんで寝てる時に起きたら手を握ってもらえていた、ってシチュエーションに弱い気がする。まあ、紅葉のアレは、現実への引き戻しというか向こう側へ連れて行かれないようにっていう象徴的なシーンで、今回はそうでもないんですが。
 とにかく、哲也が体調崩して寝てる時に、何も言わずに手を握っていて。自分の身体をもっと大切にしてほしいって言うわけです。思えばこの辺りから、涼花の中で心境の変化の兆しがあったのかもしれません。誰かのために頑張っている兄は、けれど自分の幸せを考えることは出来るのだろうか、って。また、自分の存在も少なからず兄の生き方を制限している、って。そのモヤモヤに答えを出したのが、冒頭に書いた決意表明。


 そんなわけで、妹に背中を押されて新生活をスタートした哲也の部屋に、さっそく涼花がやってくる──ってところまで読み進めました。妹に起こされて朝ごはんを作ってもらう、という『今までと反対のやりとり』。良いですねー。
「可愛い妹が起こしにきたよ」
「かわ......いい......?」
「どうしてそこに疑問を持つのかなー?」
 ってやりとりも最高で、現時点で哲也は涼花のことをそういう目では見れてないんですよね。客観的に美少女だとは理解しているけれども、家族としての涼花を、性的な感覚として、かわいい、とは考えていない。......そりゃあ、以前の場面で、涼花と珠ちゃんに挟まれながらでも熟睡することが出来るわけだよ。
 ホントこれ、どうやって恋愛関係に入るんでしょうね?

ラブピカルポッピー続き

 まだ全然個別ルートまで入ってないんすけど、とにかく涼花が可愛い......!
 あのですね、涼花がクレープを作ってプレゼントしてくれるシーンがあるんですよ。お店で綾子さんに教えてもらいながらこっそり練習してた成果ってことで。特に感動させるようなシーンではないんですが、俺どういうわけか涙腺ゆるんじゃって。
 そのクレープ作りって、涼花視点では『自分もしっかり新生活に馴染んでいる事を兄にアピールするため』に頑張ってることで、俺はわかってるんですが、哲也は知らないんですよ。当然、涼花も余計な事は言わないですし。ただ、『初めてお店に出すクレープをお兄ちゃんに食べてもらいたかった』ってことで、美味しく食べてもらって喜んでて。お互いが、お互いの事を気持ちのいい距離感で想いあっているのが見ていてわかるんすよね。
 あと、この兄妹......ところどころで「やっぱ兄妹だわ」って言われるように性格が似てるんですけど、涼花視点と哲也視点があることでより一層、この兄妹が好きになりますね。全く違う場面なんですけど、2人とも嘘が下手くそなとことか。そのくせ、誰かを守るためにアイコンタクトで通じ合って、とっさに嘘をつくとことか。見ていて愛おしくなる。
 
 そして、今回これが言いたくて書いてるんですけど、さっき読んだ場面で涼花が哲也の部屋にやって来たんです。寮の中は試験勉強でピリピリしてて、人の雰囲気に敏感な涼花はどこに行っても集中できなくて、哲也の管理人室に逃げ込んできたわけです。お兄ちゃんの空気は緩くていい、なんて言って。特にそれ以上の会話もなく、そのままさらっと終わるシーンなんですが、めっちゃ良くないですか!
 きっと、前のアパートでもそんな感じで、狭いワンルームで試験勉強してたんだと思います。お互いに何か喋るわけでもなく、哲也は漫画とかラノベとかを読んでいて、涼花は机で勉強してるんですよ。特に喋らないけど、相手がそこにいるというだけでどこか安心できる。んで、哲也がコーヒーとか淹れる際に「涼花も何か飲むか?」「ん、いつものお願いできるかな?」「わかった」とか言って、コーヒーに角砂糖1つとミルクを少し入れて、「ほい、いつもの」「ありがとう、お兄ちゃん」なんて。そんな様子がありありと思い浮かびます。きっと、場所は変わっても同じように過ごしたんじゃないかなー、とか考えると幸せな気分になりますね。
 そんなわけで、今日はここまで。

ラブピカルポッピーはじめました

 ある日、仕事帰りの電車でふと思ったんですよ。「最近、可愛い女の子たちとただイチャイチャするだけのゲームやってないなぁ」って。
 異世界に行ったりとか、異能力で戦ったりとか、壮大な使命を抱えていたりとか、世界を救ったりとか......創作的にビートシートをガッツリ活用したような、非日常に巻き込まれた主人公が仲間と協力しながら挫折と成長により真の目的を果たす! みたいなのが最近多くて──確かにそういうのもメリハリが効いてて面白いけど、そればっかりだと疲れるじゃないっすか。癒しが欲しくなったのです。かといって、のんびりおじさんスローライフで、ヒロイン的な女の子はいても1人か2人、あとはペット的なモンスターと共に--みたいなヤツは違うんですよ。あれはなんつーか...仕事に行く電車の中で、もしくは仕事中の休憩時間なんかに、死んだような目で読むのが一番いいじゃないっすか。労力ゼロで現実逃避出来て、尾も引かないし、胃もたれもしない。例えるなら、ゼロカロリーの食品やノンアルコールのビールみたいな感じ。少なくとも金曜の夜や、休日にリラックスして読むモンじゃない。
 俺は、たくさんの可愛い女の子に囲まれて、特に深刻な課題もなくわちゃわちゃ楽しい共通ルートがあって、個別ルートもそんなに深刻にならずになんやかんやイチャイチャしてハッピーエンドで終わる、そんなゲームがやりたいんだよ!!
 そんなわけで、帰宅して早々にSwitch2を起動して良さげなゲームをさがしていたところ、ラブピカルポッピーにたどり着いたんです。......そう、Switch版です。いやー、最近まともにパソコンの前に座る時間が取りづらくて。Switchだったらイヤホンをアンビエントモードにして、リビングで寝転んでプレイできるので快適っすよ。とりあえずチャプター1が終わったあたりまで進んだので、雑感をまとめときます。誰かPC版でプレイして、エロ方面の内容教えてください。絶対、希未は自室でのオナニーシーンありますから!
 
 ちなみにあらすじは、こんな感じです。Story | 『ラブピカルポッピー!』2024年4月26日(金)発売 - SMEE
 
 んじゃ、思いついた順に、まずは涼花から。
 希未からじゃねーのかよっ、と自分でも思いますが、妹だから、しょーがないよね。
 涼花は、まーよく出来た妹です。兄妹二人暮らしで、お兄ちゃんは妹である自分のため、バイトに家事にと頑張ってくれていた。涼花は賢いから、自分の役目は兄の手伝いをすることじゃなくて、兄の気持ちを汲んで学校生活を大切に過ごしてきたんだと思います。その結果が、学年主席という成績で。けれど特別に仲の良い親友がいなかったのは、兄と過ごす時間も大切にしたかったのと、心のどこかでは負い目があったのかと考えたり。邪推だけど。
 でもまあ、学生生活をあまり満喫できなかった兄にはいい恋人を見つけて幸せになって欲しい、とか思ってそうなので、ストーリーが進んで誰かの個別ルートに入りそうになったら応援とかしそうな気がする。
 そんな涼花だけど、今まで自分だけに向けられていた愛情が、哲也が寮母という立ち位置になって皆に注がれるようになって、これからどんな反応を示すのかは楽しみ。今のところ、『自分はもう一人前だという姿を見せて安心させたい』という想いが出ているけれど、そうなった時のさみしさに、どう向き合うんだろうか。
 あと、気のせいかな? 「お兄ちゃん」呼びのときと、「兄さん」呼びのときがある気がするんだけど......。空目したか? Switch版だと確認するのが面倒なので出来てないっす。すごい重要なポイントなのに。
 
 次に、希未。
 幼少期に、引っ込み思案だった性格を変えるきっかけをもらったことから、哲也を意識している女の子。運命の再会に盛りあがり、頑張ってアピールするも空回りしてしまうようなタイプ。
 希未にとって哲也は、自分の小さな世界を広げてくれたヒーローで、けれどそれは特別な力があったからじゃない。だから自分も、彼と同じように変われたのだと感謝していた。そりゃ、そんな男の子と突然再会したら意識しちゃうよなぁー。
 このゲーム、途中でヒロイン視点を見ることができるシステムがあるんすけど、寮の中の自室なんですよ。そこで希未は色々とアピールの作戦(妄想)を考えたりしてるわけですが......こんなの絶対オナニーのために作られたシステムじゃないですか! 想いが募った希未は絶対オナニーをする! わりかし激しめのやつを!! あー、こんなことならPC版買えば良かった......
 
 そんな希未先生と、なんとなくセットで珠ちゃん。
 いや、希未が早起きして哲也にアピールしようとする際には、よく珠ちゃんが関わってるからってだけなんですがね。
 珠ちゃんは祖父譲りの武芸の腕を持つちっちゃい女の子で、品行方正、寮の皆からも一目置かれることから、寮長となっている。ちっちゃい女の子です。
 文武両道って書こうと思ったんですが、珠ちゃんが成績優秀ってお話は今のところ出てきてなくて、案外勉強はそこそこ、とかだったら面白いかもしれないですね。
 お兄ちゃんへの憧れ、というか誰かに甘えたことがなさそうな感じなので、付き合ったらダダ甘になりそう。「涼花さんばかりずるいです。哲也さんは今日いちにち、私だけのお兄ちゃんでいてください」とか平気で言いそう。そんで後で自己嫌悪して、よくわかってない涼花に土下座しそう。「涼花さん! 何も聞かずにどうか!」とか言って、めちゃくちゃ涼花を困らせてそう。そういうポンコツなところが見れたら嬉しいなぁ。
 
 そんで、次はみうちゃ。
 インフルエンサーである自分にまったく靡かない哲也を、どうにかして意識させようとしている女の子。おもしれー女、とでも言えばいいのか、見ていて楽しいキャラだったりする。
 哲也に認めさせようとするのは、初対面の悪印象もあるだろうけれど、『登録者10万人』という現状を中途半端に感じているから、とかもありそうだと考えてみたり。中間どころで頭打ちになっているところに、自分をまったく知らない男性が現れた。この男を認めさせることが、自分がもう一つ上のステージへ進むための試練だ──とか思ってそう。
 今のところ、哲也の上に立ちたいという感情だけなんだけど、これはゆくゆくは『並び立ちたい』という気持ちになっていきそうな気がする。そうなったら大変好ましい。
 
 最後は、たんぽぽ。
 この娘はまだ全然読めないなぁ。おっとりギャルみたいな見た目してるけど、内面はどうなんだろう。みんなと楽しく過ごしてるこの生活がずっと続けばいいのに、とか考えてるのか。もしくは、まったくの推論になるけど、大切な夢というか目標みたいなのがあって、けれどそれは自分だけが認識していればいい、みたいな感じなのかな。人に迷惑はかけずに、自分のペースで進んでいくだけだと達観しているのかも。
 
 そんな感じで、先が楽しみなゲームっすね。誰のルートから進めようかな!
 (ここまで書いてて、もしかしたら綾子さんってヒロインなのか? だとしたら、本当にすまない……)

冬の日のこと。

 夜、リビングの椅子に座って北村薫の『雪月花』を読んでいた。先日の仕事帰り、電車の待ち時間に駅の書店で見つけたものだ。北村薫の作品は、見かけたものはすべて買うようにしている。人は誰しも自分の感性にピタリと当てはまるような文章を持っており、俺の場合は北村薫のそれがとても自然に心に染み入る。満たされる。
 ふと、本から目をあげると、キッチンカウンターの上にある花瓶の水仙が目に入った。先日、嫁が買ってきたものだ。そして、その隣には香梅堂の『鈴焼き』という焼き菓子の袋が置かれていた。こちらは先日、義母さんからいただいた旅行土産である。
 なんとはなしに水仙と鈴焼きをぼーっと眺めていると、ふと、ねこねこソフトのことを思い出した。
 
 ねこねこソフトの『ナルキッソス』というゲームをプレイしたのは、確か大学生の初めの頃だったから、かれこれ15年ほど前になる。当時あまたのエロゲブランドが興隆する中、ねこねこソフトは中堅どころの中でも異彩を放っていたように思う。嫌儲、とまではいかないが利益度外視のスタンスで、『ナルキッソス』にいたっては代表の個人ホームページで無料ダウンロードできるゲームだった。当然フルプライスほどのボリュームではないが、シナリオ、CG、BGM、そして声優に至るまでプロによるもので、もはや同人作品とはいえないクオリティにも関わらず、である。
 ナルキッソスは、余命幾ばくかの男女がホスピスを抜け出し、軽犯罪をおかしながら、車で西へ、西へと進んでいく物語だ。旅路の果て、冬の淡路島では水仙が咲いており、女はそこで最期をむかえる。白く冷たい雪が降る中、白く美しい水仙が咲く場所で、海に向かって歩いていく──その足が止まることはなかった。短い、それこそ2時間もあれば読み終えてしまうほどの物語。だが、こんなにも記憶に残っている。
 
 水仙の隣に置かれた鈴焼きは、まるで供えられているかのように見えた。袋を開けてひとつ取り出し口に運ぶ。ふわりとした食感と共にやさしい甘さが口の中に広がる。
 窓の外は、雪が降っている。