はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

9-nine-はじめました。

 面白すぎん? いや、ほんと面白すぎんかこの作品!

 はじめました、とか言ったけどEP.2(そらいろ)まで一気に読んでしまった。そういや当時、ルゥシィさんや店長さんがよく天の話をしていたなー、とか懐かしく思いながら。元気っすかね?

 天、いいよね。千波とならんでウザい妹の系譜に堂々と組み込まれた。もしこの二人が同じクラスだったら、案外意気投合しそうな気がする。天ってきっと、クラスでは誰に対してもそつなく笑顔で対応してるけどパーソナルスペースは狭い、他人を心の内側までは入れないタイプじゃないですか。千波はそんなモン関係なくズカズカ踏み込んでくるんで。「腹を割って話そう」ってなったら、お互いお兄ちゃんが大好きなところとか、自分に自身がなくてメンタル弱いところとかに共感を覚えて、親友になったりするんじゃないかな。......どうでもいいが、星メモのことを考えると、どうでしょうネタが浮かんでくるな。

まあとにかく、最強妹コンビ(兄たちにとっては最悪のチームワーク)が誕生する、とか考えると面白いっすよね。

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃーん! あのね! 友達の天ちゃんがね、昨日お兄ちゃんに夜ご飯奢ってもらったんだって! あっ、お兄ちゃんっていうのは千波のお兄ちゃんじゃなくて天ちゃんのお兄ちゃんだよ。だからね、お兄ちゃんも千波に夜ご飯を......って、いたいいたいお兄ちゃん千波の頭がつぶれちゃうよ!」

とか。

 

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃーん!」

「......」

「いや無視すんなよ可愛い妹が可愛く呼んでるんだが」

「いやテンションがウザかったから」

「うーわこの兄最低だよ。千波ちゃんのお兄ちゃんならちゃんと相手してくれるらしいのにウチの兄ときたら恥ずかしくないのかねー」

「よそはよそ、うちはうち。てか洋さんこの前会ったときメッチャ千波ちゃんにアイアンクローしてたからな」

とか。

星空鉄道とシロの旅、クリアしました。

 夢中になって、一気に読み終えてしまいました。構成としては、個別ルートはなく一本道の短いシナリオ。同人作品ということを後で知ったけれど、メンバーは明らかにプロなのでクオリティが非常に高い。
 もうね、優れた短編を読み終えたときに特有の幸福感に満たされてます。緻密な計算の上に組み上げられたシナリオは、それこそカットされた宝石のようで......見る角度が変わればまた、違った輝きを見せてくれる。
 突っ込んだことを書くと大体ネタバレに繋がるので念のため避けておくけれど、夜汽車、黒猫、不思議な停留所、もういないはずの女の子、と印象的なモチーフを活かしつつ最終的にタイトルの意味を回収する、という流れがとても美しい。読み終えたあとに思い返すと、あぁ、あれはこういうことだったのかな、と気付かされるほど、いたるところに伏線が張られている。......ってこれ、明らかにミステリー小説の文脈で作られてますよね? なんだかしっくり馴染むのはそのせいだろうか。
 キャラクターについては、『ヒロインはちっちゃい女の子たちだけにする!』という制作者の強い意志(そうに決まっている)が反映されていて、ノワールもカルハもねりもめちゃ可愛いです。個人的な好みとしてはカルハが一番好きで。一歩先を笑顔で走り回っているような、この距離感がいいんすよね。うん、水月の昔から変わらないなぁ。
 ものがたりとして、受け取ったものを大切に前を向いて歩いていく、というテーマは古今東西すりきれるほど使われている。けれど、やっぱり胸を打つわけで。
 これからのシロが歩む旅路に、幸多からんことを。

ラブピカルポッピー涼花ルート終わりました。

 タイトルのとおり、読み終わりました。

 お通夜みたいなテンションですが、まあ仕方がない。

 共通ルートがあんなにも楽しかったのに、どうして個別になった途端にこうも精彩を欠くんだろうか。寮母をやめるというルート設定上、登場キャラが減ってイベントを起こしづらいのはわかるけど、もっといい感じに出来たのではないかと、残念な気持ちでいっぱいになってしまった。

 それまでしっかり者で『一人でも大丈夫なところをお兄ちゃんに見せないと』と思っていた涼花が、一転してお兄ちゃんダダ甘えのポンコツ妹になってしまうというのは、とてもいいと思うんですよ。それを突き抜けさせずに、中途半端に優等生キャラを残してしまい、どっちつかずな展開に拍車をかけてしまったような気がする。

 まあ文句ばっかり書いてても意味がないので、そこまで引っ張らないけれど。

 共通ルートで終わっておけば幸せだった……。

 

 傷心のまま、何か面白そうなゲームがないか探していたら『星空鉄道とシロの旅』ってタイトルがあって、なんか見た記憶があったので購入。次はこのゲームを進めていこう。

魔法少女見習いと一緒に作業するゲーム買いました。

 『Memory of Memorie : A Chill Story』っていう作業集中用のゲームを買いました。

 ポモドーロタイマーがついてて、魔法使い見習いのメモリィちゃんと一緒に集中して作業をすると、集中時間に応じて経験値が入ってメモリィちゃんとのストーリーが進行する……って感じです。

 公式サイトはここ。

 Memory of Memorie : A Chill Story 公式サイト - BeXide Inc.

 発売前に、ネット記事で紹介されてて気になってたんすよね。ポモドーロタイマーはこれまでyoutubeで適当な風景と環境音のやつを使ってたのですがどうにもマンネリで。メモリィちゃんとの会話をはじめ、ストーリーを進めると調度品や画面の角度を変更したり、時間帯や天候も追加できるようになっていきます。作業中に話しかけて、窘められる──とかも出来て、いい感じですね。

 Switch2だと本体にスタンドがついてて自立しますし上部からも充電できるので、パソコンの横などに置いて作業のお供にするのが便利っす。まあ、スチーム版だったらモニター内で完結するんですが……。

 今のところレベル18まで進めて、ストーリー(という名の、基本的には雑談)も結構進んだのかな? ゆるっと、メモリィちゃんの近況を聞くのが楽しいですね。これ、実績を解除するとバッジがもらえるシステムなんですが、条件を見てるとレベル50くらいでメインストーリーが終わるような気がして……なんか大きなストーリーもありそうな気配ですが、私的にはこのまま緩い日常を長く続けてもらえると嬉しいな。もしくは、最近のゲームしかり、アップデートでミニストーリーを追加していってもらえるとすごく助かる。

 

 というわけで、作業の楽しみが増えるので結構オススメです。ラブピカルポッピーを進めるのが少し遅れてしまっているくらいには使ってるんで。

 あ、涼花ルートに入ったんすけど、なんか同棲することになりまして。恋仲になるとは言ってないんですよ。当然キスもしてないし、する雰囲気でもない。けれど、当人たちや周りの空気的には、一生を共にする、って感じで。これはあのパターンですかね、『兄妹という関係を保ちつつ、ずっと一緒にいる』っていう。とりあえず二人で哲也の暮らすアパートに向かって、到着した──あたりまでで止まってます。なんだか読み進めるのに勇気がいる。まあ作風的にそこまで重たくはならないでしょうけど──ならないと思いたい。

ラブピカルポッピー続き3

 いや、このゲームすごいですね。物語のおそらく中盤で出てくる選択肢、それが主人公の人生の選択そのものになってる。んで、その2つのどちらかを選ぶ事で生活が大きく変わって、それぞれに合うヒロインの個別に進める......という感じです。これは面白い。

 んで、当然涼花の方に進んだのですが、やっぱりすごく好きですね、この兄妹。久しぶりにクリティカルヒットくらった気がする。
 重大な選択肢の直前、涼花に呼び出されるんすよ。大事な話があるって。そこで言われるんです。私はもう一人でも大丈夫だ、って。これからは自分のために未来を選んで欲しい。それを家族として尊重して喜ぶことができる妹になるから、って。
 あぁーーーーっ!
 もうね、なんだろうね、この妹は。こんなこと言われたら泣いちゃうだろ普通に。良く泣かなかったよ、哲也は。そうだよな、兄としてそこは笑顔で受けないとな! ホント流石だよ。かっこいい。
 自分がどうしたいのか、ということすら分かっていなかった──いや、分かることが許されなかった──兄に対する、卒業宣言。それは、庇護される妹を卒業して、お互いを支え合える家族としての妹になる決意表明で。夜の屋上、誰もいない星空の下。二人だけの儀式は静かに、けれど笑顔で幕を閉じるわけです。美しすぎません?


 話は飛びますけど、俺は『さくらむすび』の頃から、苦しんで寝てる時に起きたら手を握ってもらえていた、ってシチュエーションに弱い気がする。まあ、紅葉のアレは、現実への引き戻しというか向こう側へ連れて行かれないようにっていう象徴的なシーンで、今回はそうでもないんですが。
 とにかく、哲也が体調崩して寝てる時に、何も言わずに手を握っていて。自分の身体をもっと大切にしてほしいって言うわけです。思えばこの辺りから、涼花の中で心境の変化の兆しがあったのかもしれません。誰かのために頑張っている兄は、けれど自分の幸せを考えることは出来るのだろうか、って。また、自分の存在も少なからず兄の生き方を制限している、って。そのモヤモヤに答えを出したのが、冒頭に書いた決意表明。


 そんなわけで、妹に背中を押されて新生活をスタートした哲也の部屋に、さっそく涼花がやってくる──ってところまで読み進めました。妹に起こされて朝ごはんを作ってもらう、という『今までと反対のやりとり』。良いですねー。
「可愛い妹が起こしにきたよ」
「かわ......いい......?」
「どうしてそこに疑問を持つのかなー?」
 ってやりとりも最高で、現時点で哲也は涼花のことをそういう目では見れてないんですよね。客観的に美少女だとは理解しているけれども、家族としての涼花を、性的な感覚として、かわいい、とは考えていない。......そりゃあ、以前の場面で、涼花と珠ちゃんに挟まれながらでも熟睡することが出来るわけだよ。
 ホントこれ、どうやって恋愛関係に入るんでしょうね?

ラブピカルポッピー続き

 まだ全然個別ルートまで入ってないんすけど、とにかく涼花が可愛い......!
 あのですね、涼花がクレープを作ってプレゼントしてくれるシーンがあるんですよ。お店で綾子さんに教えてもらいながらこっそり練習してた成果ってことで。特に感動させるようなシーンではないんですが、俺どういうわけか涙腺ゆるんじゃって。
 そのクレープ作りって、涼花視点では『自分もしっかり新生活に馴染んでいる事を兄にアピールするため』に頑張ってることで、俺はわかってるんですが、哲也は知らないんですよ。当然、涼花も余計な事は言わないですし。ただ、『初めてお店に出すクレープをお兄ちゃんに食べてもらいたかった』ってことで、美味しく食べてもらって喜んでて。お互いが、お互いの事を気持ちのいい距離感で想いあっているのが見ていてわかるんすよね。
 あと、この兄妹......ところどころで「やっぱ兄妹だわ」って言われるように性格が似てるんですけど、涼花視点と哲也視点があることでより一層、この兄妹が好きになりますね。全く違う場面なんですけど、2人とも嘘が下手くそなとことか。そのくせ、誰かを守るためにアイコンタクトで通じ合って、とっさに嘘をつくとことか。見ていて愛おしくなる。
 
 そして、今回これが言いたくて書いてるんですけど、さっき読んだ場面で涼花が哲也の部屋にやって来たんです。寮の中は試験勉強でピリピリしてて、人の雰囲気に敏感な涼花はどこに行っても集中できなくて、哲也の管理人室に逃げ込んできたわけです。お兄ちゃんの空気は緩くていい、なんて言って。特にそれ以上の会話もなく、そのままさらっと終わるシーンなんですが、めっちゃ良くないですか!
 きっと、前のアパートでもそんな感じで、狭いワンルームで試験勉強してたんだと思います。お互いに何か喋るわけでもなく、哲也は漫画とかラノベとかを読んでいて、涼花は机で勉強してるんですよ。特に喋らないけど、相手がそこにいるというだけでどこか安心できる。んで、哲也がコーヒーとか淹れる際に「涼花も何か飲むか?」「ん、いつものお願いできるかな?」「わかった」とか言って、コーヒーに角砂糖1つとミルクを少し入れて、「ほい、いつもの」「ありがとう、お兄ちゃん」なんて。そんな様子がありありと思い浮かびます。きっと、場所は変わっても同じように過ごしたんじゃないかなー、とか考えると幸せな気分になりますね。
 そんなわけで、今日はここまで。