はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

はぴねす2について、というよりも桐ケ谷璃乃が可愛すぎるという話。

 璃乃が可愛すぎる……。

 

 久しぶりの更新です。はい、もう璃乃が可愛すぎて精神がぐちゃぐちゃになったので、落ち着くために文章化しているだけのやつ。

 

 というわけで、はぴねす2です。

 最近(というには少し前か)流行りの、過去の有名作品にナンバリングつけて世界観を共有させた新作を発売する手法のゲームで、前作をプレイしていなくても全く問題なく読めるシナリオですね。魔法が使える少年少女達による学園もの。……と、そんなことはどうでもいい。

 桐ケ谷璃乃、ですよ。

 

キャラクター「桐ヶ谷 璃乃」 | はぴねす!2 Sakura Celebration

 

 クラス委員長で、明るくて、世話焼きで、しっかりしていて、ちょっと背が低いことを気にしていて、ツンデレ気質で、頼まれ事は器用にこなすけれど自分のことには不器用な女の子。あれですね、この会社の作品でいうなら『祝福のカンパネラ』のアニエスをイメージしてもらえればいいかと思います。……って、なんか別のところでもアニエスを引き合いに出した気がするな。どんだけ好きなんだよアニエスのこと。璃乃だっつってんだろ。

 璃乃は理由があって主人公のことを意識しているわけですが、プレイ一週目は璃乃ルートには進めず、必ずメインヒロインの花恋ルートに進む選択肢しか選べなくなっている。花恋と璃乃は、ライバルであると同時に大切な友達でもあるので、璃乃は自分の気持ちに蓋をして主人公と花恋の背中を後押しするわけです。とうぜん璃乃は、2人に自分の気持ちを気づかせるようなヘマをする女の子ではありません。付き合い出してからも、笑顔で主人公たちを気遣うわけです。ああ、璃乃……ごめん……つらい役どころをさせてしまって……。もう、俺は花恋ルートにおける璃乃の笑顔を見るたびにダメージを受けていました。

 そんな状態で2週目に選んだ璃乃ルート、まともでいられるわけがない! あれですね、一度落ちてから上がったほうが燃え上がるという一般的なシナリオの技法を、結果として2ルートを使って味わったことになる。もうね、誇張なしに、プレイ途中にヘッドホンを外して床を何度も転がりまわってました。

 璃乃はね、上でも書いたように、器用と不器用のアンバランスの上で成り立っているような女の子なんですよ。で、心の深いところまで入り込んでいくと、当然のことながら不器用な面が露わになる。その不器用さが、世間における彼女の”優等生”というイメージとのギャップを生み、すげえかわいいいいいいいぃぃぃぃ! っとなるわけです。俺たちでいうところの、『めんどくさい可愛い』ってやつですね。いいですよ、璃乃。いい感じにめんどくさいです。どれくらいめんどくさいかというと、主人公に打ち明けたいことがあるのに、主人公が全然気づく素振りも無いことに腹を立てて、絶対に自分から言い出さないって決めちゃって。なんだかんだで、その状態で1年以上仲良く過ごしちゃうくらいにはめんどくさいです。皆さん、プレイしましょう。そして叫びましょう、「璃乃めんどくせー!」。

 そんなめんどくさい璃乃と、紆余曲折あって付き合うことになるわけですが、そこからがまたやばい。ものすごいデレです。初速から最高速をたたき出すレベル。今までの抑圧から解放されたからか、これでもかというほどに甘えてくる。公衆の面前でのキスはやめましょうねー(さくらむすび感)。個別ルートのシナリオはそつなくまとまっているのですが、これ、その道に長けたライターさんが書いていたなら、依存によって璃乃がダメダメになっていくような展開を入れることもできただろう、っているレベルで主人公にベッタリ。そういう展開も見たかったのですが、今回は普通にまとまってました。

 あとねー、声がいいです。普段の声もいいんですが、自分に自信が持てない時とかに出す、「~なの?」っていう疑問の声! 普段ハキハキとしゃべっている璃乃が、心を揺らしながら小声で聞いてくる! 俺を殺す気か!

 結論、璃乃が可愛いから、これを読んだ諸氏は、はぴねす2やりましょう。

 以上。