はじめのはじめ

二次元傾倒な日々。

20231229

 16bitセンセーション、最終話みました。
 全体的には面白く視聴し続けることができてたと思います。というのも、俺はアニメを継続視聴することが苦手でして。あれです、1週間待つことができない人間。面白いと感じて続きが気になったら、待ちきれずに原作を買って読んでしまう。で、先の展開が分かってしまうと、アニメは次話から見なくなる。そういう意味では、オリジナルのアニメというのは親和性が高いのかもしれない。花咲くいろはとか、TARI TARIとか好きだったし(いつの人間だ)。
 それで、16bitについてですが。
 クライマックス数話の話の流れは、賛否あると思うのですが個人的にはまあ許容範囲でした。創作という熱エネルギーの話とか、そこに絡めて最近話題のAIを用いた作品とか──今の我々がいる場所が今後の創作の未来を決める分水嶺なんだ、っていうメッセージみたいなものも感じられましたし。ただ個人的に気になったのが、最終的にコノハが着地した未来、なんですよね。あれはあれでハッピーエンドだと思うのですが、なんというか……この物語の最高点ではないんじゃないか。例えるなら、『トゥルーエンドがあるエロゲでグッドエンドを視せられているときのモヤモヤ』がわりと近い。もうちょっと突き抜けた、大団円のようなハッピーエンドでも良かったんじゃないかと思いました。アルコールソフト全員集合して、冬夜もいて。みたいな
 まったく関係ないのですが、アレを思い出しました。ISLAND。とびっきりの名作でしたよね。最後、普通にプレイしててエンディングが流れて、「あーこれで終わり、か?」みたいになってCG一覧開いたら、どう考えてもトゥルーっぽいとこが埋まってないんですよ。最後付近の連続選択肢が分岐になってるの明確じゃないですか。発売日に購入して夢中でプレイしてたから攻略サイトも出てないし、選択肢当たり直して、「あぁ、そういうことか。進んだぞ……ってマジか!」と驚いたのはいい思い出です。あのライターの作品、『ひまわり』から世界観を共通にしてるんですよね。小説のなんちゃらわーるども、同じっぽかったし。新作出さないのかな。